雑記

風しんの抗体検査をしてきました!

こんにちは、ペンタです!

昨年から風しんが流行しているというニュースをよく耳にします。

でも風しんなんて周りでかかった人も聞かないし、一体どんな病気で僕たちにどんな影響があるのか?

いまいちピンとこない、なんて人も多いのではないでしょうか?

実は風しんは妊娠中の女性がかかると、赤ちゃんが重大な障害をもって生まれてくることがあるのです。

そこで今回は、風しんのワクチン接種することの大切さを、少しお話したいと思います。

 

目次

そもそも風しんとは?

風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、飛沫感染で人から人へ感染します。

感染すると、子どもの症状は比較的軽いそうですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあるそうです。

また、大人がかかると、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛がひどいことが多いとされているなど、子どもより重症化することがあります。

そして最も怖いのが、妊娠中(特に妊娠初期)の女性が風しんにかかった場合です。

風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんのウイルスに感染すると、生まれつき眼や心臓、耳等に障害を持つ、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくることがあります。

僕が今回、風しんの抗体検査を受けにに行った保健所でもらった資料には、妊娠初期の風しん感染における出生時の障害発生率として、

妊娠1か月で50%、妊娠2か月で35%、妊娠3か月で18%

と書いてありました。

驚きました。

怖いですよね。

まずは抗体検査を受けよう!

風しんは今は成人に多い病気で、特に10代後半から50代前半の男性、10代後半から30代前半の女性が多く発病しているようです。

特に昭和54年4月2日~平成7年4月1日生まれの男女は風しんワクチンの接種率が低く、昭和54年4月1日以前生まれの男性は子どもの頃にワクチンの定期接種のチャンスがなかったそうです。

まさに今、子どもを生み、育てようとしている僕たちの世代が風しんワクチンの接種率が低いことがよく分かります。

実際に僕も、風しんの予防接種をしたかどうか、記憶にありません。

我が家でもそろそろ二人目の子どもを計画していますが、昨年からの風しんの流行のニュースで不安になり、予防接種を受けようと費用を調べてみると、病院にもよりますが6000~8000円ほどとけっこう高いです。

高額な費用に尻込みしていたそんな時、僕たちが住んでいる自治体からのお知らせで、無料で抗体検査を実施しており、抗体検査の結果、抗体価が低い人を対象として、予防接種費用の助成が出る、ということを知りました。

ということで、先日、夫婦で抗体検査に行ってきました。

抗体検査の結果は2週間ほどで自宅に送られてくるそうで、結果次第では、予防接種をする予定です。

生まれてくる赤ちゃんのために予防接種しよう!

大人が風しんにかかると重症化することがあるのは先にお話した通りですが、一番怖いのは妊娠初期の女性が感染し、赤ちゃんが障害を持って生まれてくる可能性が非常に高いことです。

しかしそういった危険性は、僕たち大人や、これからパパママになろうとしている人たちが予防接種を受けて、風しんにかからないようにするだけで防ぐことが出来るのです。

防ぐことが出来るのにそれをしないのは、これから生まれてくる赤ちゃんに対して、大人として、パパママになろうとしている人としての責任を放棄しているとも言えると思います。

妊娠中の方は、ワクチン接種をすることができません。

早めに風しんの抗体検査をしたり、ワクチンの接種をすることは、僕たちが親として、将来生まれてくるかもしれない赤ちゃんに、一番最初にしてあげられることかもしれません。

昨年からの風しんの流行により、各自治体で風しんの流行拡大を防止するため、抗体検査の実施や予防接種の費用の助成など、対策を講じています。

きっとみなさんのお住いの自治体でも、何かしらの助成制度があると思います。

まだ風しんの抗体検査や予防接種をしていない方は、ぜひお早めに検討してみてください。

抗体検査 ~実践編~

我が家の場合は、風しんの抗体検査を自治体で無料で実施されていることを、自治体発行の広報誌で知りました。

抗体検査は定員制で事前に予約が必要になっており、予約受付の開始日から数日後に電話をしたのですが、既に定員に達しており、予約をすることができませんでした。

しかしその電話で、後日、追加実施日を発表すると教えてもらえたので、追加実施発表日に再度電話をして、やっと予約が取れたという感じでした。

抗体検査当日、保健所に家族で行きました。

保健所では既30人ほどがロビーで順番待ちをしていました。

抗体検査を受けに来ている人は、やはり20~30代が多く、次いでお年寄りが多い感じでした。

僕たちの前に、30人ほどが並んでいましたので、「けっこう待つかな~」と思ったのですが、抗体検査は採血のみで結果は後日郵送されてくるので、サクサク進んで30分ほどで順番が回ってきました。

僕とママがイスに座っていざ採血!となり、採血をしてくれる看護師さんが注射器を取り出したその時!

まーくんが眉間にしわを寄せ、一気に険しい表情になりました。

 

まーくん
まーくん
まーくんもお注射するの、、、?

 

と泣き出しそうな表情。(^_^;)

「まーくんはしないよー。大丈夫だよー。」

となだめているうちに採血は終わり、終わったとたんに

 

まーくん
まーくん
パパとママ元気になった?

 

と、心配そうに聞いてくれました。

その場にいた一同はホッコリ。(*^_^*)

春のようなあたたかい空気に包まれながら、帰路につきましたとさ。

めでたし、めでたし。

抗体検査の予約方法、実施方法などは各自治体によって異なりますので、みなさんがお住まいの自治体にお問い合わせください。