こんにちは、ペンタです!
今回のお話は
「子どものおもちゃや絵本のお片付けについて」です。
我が家には、
子どものおもちゃを片付けるおもちゃ箱や、
絵本を片付ける本棚はありません。
子どものおもちゃや絵本って
年齢によってどんどん変わるし、
変わるたびに形や大きさが違うので、
おもちゃ箱や本棚を「今」買っても
すぐに使わなくなるんじゃないか?と思っているからです。
でもおもちゃや絵本が出しっぱなしで、
部屋中に転がってるままかと言うと
そういう訳ではありません。
「キッズテント」と呼ばれる
ポリエステルで出来た子供用の室内テントがあるのですが、
その中に放り込んであります。
我が家のものとは少し形が違いますが、まぁだいたいこんな感じのやつです。
先程、この中に「放り込んである」と言いましたが、
文字通り適当に放り込んである状態です。
つまり、このキッズテントの中はぐっちゃぐちゃです。
こんなお話をすると「だらしがない」とか
「子どもの教育上よろしくないのでは?」
とか言う方がいらっしゃますので、
ここで少しお話させていただきます。
整理整頓しないより、親のストレスの方が子どもにはよくない
もちろん最初からぐっちゃぐちゃだった訳ではありません。
キッズテントの中に、小さめの段ボール箱や
縦25㎝×横25㎝×深さ15㎝くらいの大きさの
お煎餅が入っていた缶を置いて本棚にしたり、
ママが趣味で作った籐かごに
こまごましたおもちゃを入れたりして、
整理整頓をしていました。
そしてまーくんに
「まーくんのお部屋キレイになったよー」
と言うと
まーくん「わーちれい(キレイ)になったー^ω^」
と言ってすぐまた出してきます。
「も~!せっかくキレイに片づけたのに~!」(`Д´) ムキーッ!
怒ってもどうしようもありません。
子どもとはそういうものです。
そして、親のストレスだけが溜まっていくのです。
おもちゃや絵本の話だけではありません。
我が家のソファーカバーは、
ソファーに固定してあるタイプではなく、
ただ被せているだけものもです。
なのでまーくんがソファーの上で飛んだり跳ねたりしたり、
カバーを引っ張るだけで簡単にずり落ちてしまいます。
カバーを整えてもすぐにずり落とされて1イラッ。
洗濯物でもそうです。
洗濯物をたたんで片付けていると、
その隙にたたんで置いてある他の洗濯物を
ぐちゃぐちゃにされてまた1イラッ。
いえ、状況によっては3イラッ、
4イラッくらいにはなりますよね。
そうして少しずつ溜めてしまったイライラを
パートナーや子どもにぶつけてしまって
家庭内の空気が悪くなってしまったり。
両親がけんかをしていたり、
家庭内の空気がピリピリしていたり、
そういうものを子どもはとても敏感に感じていて、
心を痛めていると思います。
それなら最初から整理整頓しない、という選択肢もアリです!
キッズテントの中は整理整頓されているけど、
家事育児をする人がストレスを抱えていて、
いつも空気がピリピリして、子どもが気を使っている家庭と
キッズテントの中はぐちゃぐちゃだけど、
家事育児をする人のストレスが少なく、
子どもが親に気を使うことなく、笑顔で遊んでいられる家庭。
僕には後者の方が健全な家庭のように思います。
おもちゃや絵本を片付けない!とまでは言いません。
おもちゃや絵本をある程度まとめておく場所は必要かもしれません。
(我が家の場合はキッズテントの中なので、
ぐちゃぐちゃでも目に入らないので気になりません。)
でも仮にその場所を整理整頓したとしても、
結局は子どもが出してきて、
またぐちゃぐちゃにされるのです。
その子どもの行動にストレスを感じてしまうのは、
整理整頓したからなのです。
だったら整理整頓なんて
しなくてもよいのではないでしょうか?
ソファーカバーや洗濯物だってそうです。
どうせソファーカバーを整えても引きずり落とされてしまう、
どうせ洗濯物をたたんでもぐちゃぐちゃにされてしまう。
だったらはじめからソファーカバーを直さない、
洗濯物もたたまない、
こっちの方がストレスにはなりません。
なので我が家ではソファーカバーはずり落ちたまま、
洗濯物も出しっぱなしで、
洗濯物の山の中からその日に子どもに着せる
シャツなんかを引っ張り出して着せる、
なんてこともしばしばあります。
もちろん性格的に、そういうのは許せない方もいると思います。
でも普段もっと別の家事や育児、
仕事などでストレスを抱えることってたくさんあります。
それならばストレスを感じる場面を
少しでも減らしてあげた方が、
あなたと家族のためにはよいと思います。
何でもかんでも100%完璧に
家事や育児をこなす必要はありません。
手を抜けることろはしっかりと抜いて、
出来るだけイライラをため込まない生活をしていれば、
毎日の生活にストレスを感じ、
ボロボロになる事もないと思います。
だからと言って掃除もせずお片付けもせず、
ゴミ屋敷のようになってしまっては困りますが、
何に対してもほどほどに、
根を詰めすぎないように対処してみてください。
きっと心にも余裕ができ、
今よりもゆったりした気持ちで子どもが
遊んでいる姿を見ることができるようになります。